Last Update: 1999/12/06
 

「あいちの環境を考える仲間たち」のホームページ

                    
★ 目 次 ★  

 1.名古屋市のごみ処理の現状

 2.「名古屋市のごみ減量施策」と「市民の活動」の経過
 
 
 
 
1.名古屋市のごみ処理の現状 ★
 
昭和58年南区でビン・缶の資源回収がはじまった。
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年2月18日名古屋市は「非常事態宣言」を発令 
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年2月事業系ごみで、「資源化可能な紙ゴミの清掃工場への搬入を禁止」 
減量目標 : 3万3千t(11年度)
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年5月やっと、全区でビン・缶回収がはじまった。
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年6月14日有料化に向けて具体的な検討を始めると新聞報道 
 
学識経験者でつくる名古屋市の「ごみ減量先進都市名古屋」検討委員会は、有料化に向けて検討を始めると新聞発表。
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年6月25日「ごみ減量先進都市なごや」検討委員会から
『ゴミ有料化が有効であり、検討すべき』を含む緊急提言発表。
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年10月「ごみ指定袋」スタート!
 
・家庭用指定袋:可燃ゴミ=無色・赤色印刷(45・20・10g)
          不燃ゴミ=無色・緑色印刷(45・20・10g)
・事業系指定袋:可燃ゴミ=ピンク色・赤色印刷(45・10g)
          不燃ゴミ=ピンク色・緑色印刷(45・10g)
・資源指定袋 :無色・青色印刷(45・20g)
 
***<問題点>***
 何故か資源回収には、レジ袋がOKなのです。家庭からゴミとして出るレジ袋の量は相当なもの。レジ袋の有料化等を業界に働きかけたが良い返事がもらえなかったが故の行政の決定であるが、「資源ゴミを出すために有用となれば消費者はスーパーから貰う。消費者が欲しがればスーパーはレジ袋有料化には踏み切れない。」この悪循環を市行政の手で切って欲しかった。
 また、袋による資源回収は回収後の作業も複雑になるし、ゴミも出る。カゴを配るコスト・カゴ代の問題でこのような方針となったそうであるが、みんなの知恵や協力で何とかできないだろうか?
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年11月環境事業局・記者クラブ発表資料より
 
 可燃ごみ (単位:トン)














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
48,572.33
51,189.52
-5.11
 
5月
 
11年度
10年度
47,317.11
49,114.91
-3.66
 
6月
 
11年度
10年度
46,101.29
50,533.81
-8.77
 
7月
 
11年度
10年度
48,002.73
51,267.34
-6.37
 
8月
 
11年度
10年度
47,313.75
47,748.72
-0.91
 
9月
 
11年度
10年度
45,128.20
49,770.00
-9.33
 
10月
 
11年度
10年度
43,003.83
50,629.12
-15.06
 
 
 不燃ごみ (単位:トン)














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
10,476.48
12,867.01
-18.58
 
5月
 
11年度
10年度
9,238.19
11,333.28
-18.49
 
6月
 
11年度
10年度
8,717.39
10,695.78
-18.50
 
7月
 
11年度
10年度
8,630.97
11,672.93
-26.06
 
8月
 
11年度
10年度
8,720.88
10,354.79
-15.78
 
9月
 
11年度
10年度
9,422.46
11,873.35
-20.64
 
10月
 
11年度
10年度
8,306.51
12,275.71
-32.33
 
 
 粗大ごみ (単位:トン)














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
719.84
1,644.78
-56.23
 
5月
 
11年度
10年度
719.66
1,917.09
-62.46
 
6月
 
11年度
10年度
651.60
1,845.72
-64.70
 
7月
 
11年度
10年度
717.03
1,609.59
-55.45
 
8月
 
11年度
10年度
757.22
2,181.86
-65.29
 
9月
 
11年度
10年度
732.27
2,624.10
-72.09
 
10月
 
11年度
10年度
855.82
4,580.69
-81.32
 
 
 環境美化 (単位:トン)














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
460.20
737.59
-37.61
 
5月
 
11年度
10年度
454.14
612.43
-25.85
 
6月
 
11年度
10年度
484.49
552.65
-12.33
 
7月
 
11年度
10年度
483.14
574.95
-15.97
 
8月
 
11年度
10年度
377.29
418.36
-9.82
 
9月
 
11年度
10年度
500.42
522.79
-4.28
 
10月
 
11年度
10年度
444.09
623.87
-28.82
 
         
 ごみ収集計(A) (単位:トン)
      < 燃 + 不燃 + 粗大 +環境美化 >














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
60,228.85
66,438.90
-9.35
 
5月
 
11年度
10年度
57,729.10
62,977.71
-8.33
 
6月
 
11年度
10年度
55,954.77
63,627.96
-12.06
 
7月
 
11年度
10年度
57,833.87
65,124.81
-11.20
 
8月
 
11年度
10年度
57,169.14
60,703.73
-5.82
 
9月
 
11年度
10年度
55,783.35
64,790.24
-13.90
 
10月
 
11年度
10年度
52,610.25
68,109.39
-22.76
 
         
 資源収集(B) (単位:トン)














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
1,548.51
1,281.15
20.87
 
5月
 
11年度
10年度
2,071.17
1,401.44
47.79
 
6月
 
11年度
10年度
2,438.08
1,555.83
56.71
 
7月
 
11年度
10年度
2,527.96
1,712.44
47.62
 
8月
 
11年度
10年度
2,681.60
1,655.12
62.02
 
9月
 
11年度
10年度
2,576.39
1,592.83
61.75
 
10月
 
11年度
10年度
2,241.74
1,542.03
45.38
 
 
 市民搬入(C) (単位:トン)














 
  収集量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
22,158.59
27,150.85
-18.39
 
5月
 
11年度
10年度
21,610.97
25,438.82
-15.05
 
6月
 
11年度
10年度
21,821.31
26,498.37
-17.65
 
7月
 
11年度
10年度
23,133.14
26,834.10
-13.79
 
8月
 
11年度
10年度
22,763.36
25,035.84
-9.08
 
9月
 
11年度
10年度
22,150.01
25,584.64
-13.42
 
10月
 
11年度
10年度
20,725.82
27,321.18
-24.14
 
       
  総計(A)+(B)+(C) (単位:トン)
    < (燃+不燃+粗大+環境美化)+資源収集+市民搬入 >














 
  発生量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
83,935.95
94,870.90
-11.53
 
5月
 
11年度
10年度
81,411.24
89,817.97
-9.36
 
6月
 
11年度
10年度
80,214.16
91,682.16
-12.51
 
7月
 
11年度
10年度
83,494.97
93,671.35
-10.86
 
8月
 
11年度
10年度
82,614.10
87,394.69
-5.47
 
9月
 
11年度
10年度
80,509.75
91,967.71
-12.46
 
10月
 
11年度
10年度
75,577.81
96,972.60
-22.06
 
 
  資源化量(D) (単位:トン)














 
  資源化量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
2,715.46
2,299.39
18.09
 
5月
 
11年度
10年度
2,891.97
2,135.80
35.40
 
6月
 
11年度
10年度
3,288.00
2,416.26
36.08
 
7月
 
11年度
10年度
3,069.75
2,597.08
18.20
 
8月
 
11年度
10年度
3,868.30
2,349.40
64.65
 
9月
 
11年度
10年度
3,425.60
2,307.87
48.43
 
10月
 
11年度
10年度
2,912.15
2,788.36
4.44
 
 
  ごみ量(総計−(D)) (単位:トン)
      < 総計 − 資源化量 >














 
  ごみ量 伸び率(%)
4月
 
11年度
10年度
81,220.49
92,571.51
-12.26
 
5月
 
11年度
10年度
78,519.27
87,682.17
-10.45
 
6月
 
11年度
10年度
76,926.16
89,265.90
-13.82
 
7月
 
11年度
10年度
80,425.22
91,074.27
-11.69
 
8月
 
11年度
10年度
78,745.80
85,045.29
-7.41
 
9月
 
11年度
10年度
77,084.15
89,659.84
-14.03
 
10月
 
11年度
10年度
72,665.66
94,184.24
-22.85
 
 
***<なぜ減ったのかな? 考えられる要素は・・・>***
 
・事業系の資源化可能な紙ゴミの搬入を禁止。(※1)
・粗大ゴミの有料化により、本年度の量が少ない。
ビン缶の資源回収が始まった。
・不景気のため。
・指定袋制の導入。
・産廃の搬入禁止。
 
(※1)「中部リサイクル市民の会」では、
事業系一般廃棄物の比率は45%、そのうち紙ゴミは16万トン(名古屋市のゴミの16%)と推定しています(1997年)。
 
 −−−−− −−−−− −−−−− −−−−− 
 
平成11年12月ごみ減少率 急ブレーキ 
 
<中日新聞より> (「2年間で20万トン減」の目標達成は困難?)
●11月のごみ総量が前年同月比で−5.0%にとどまり、昨年12月にごみが減り始めてから最低の減少率となった。
●可燃ごみが今年初めてプラスに転じた。
 
  可燃ごみ (単位:トン)


 
  収集量 伸び率(%)
11月
 
11年度
10年度
45,813.00
45,092.00
+1.60
 
 
   ごみ量 (単位:トン)


 
  収集量 伸び率(%)
11月
 
11年度
10年度
75,300.00
79,295.00
-5.04
 
 
可燃ごみがプラスになったのは昨年11月以来、12カ月ぶり。
ごみ量は昨年12月、前年同月比でマイナスとなって以来、連続12カ月の減少。特に今年4〜7月は4カ月連続で減少率が10%を超えていた。
 
 一方、松原市長は家庭ごみ収集の有料化について「スケジュールに乗せる段階ではない」と説明。指定ごみ袋制度の完全実施などが予定されている来年8月までに導入することは「考えていない」と述べた。来年夏までに実施されない場合、任期(2001年4月)内導入は困難とみられる。
 
 藤前干潟に代わるごみ最終処分場の建設地にめどを付ける時期については「調整が済んでいない。『できるだけ早く』としか言いようがない」と話した。
 
 
 
2.「名古屋市のごみ減量施策」と「市民の活動」の経過 ★
 
<平成11年>
●< 2/13>「へらそうゴミ!なごや市民集会」Part1を開催 
市長が藤前干潟埋立を断念し、「ごみ減量先進都市」名古屋を目指すことに賛同し、市民・行政・事業者と力を合わせて、ごみ減量に取り組もうと呼びかけ。







 

[呼びかけ団体]
愛知県消費者団体連合会/あいちゴミ仲間ネットワーク会議/あいち生活協同組合/木曽川流域の飲料水を守る会/くらしを耕す会/エコロジーステーションみどりコスモス/環境教育ネットワーク名古屋/消費者行動ネットワーク(CAN)/中部リサイクル運動市民の会/生活クラブ生協愛知・名東準備支部環境クラブ/中部の環境を考える会/名古屋勤労市民生活協同組合/なごや女性ボランティア協議会/藤前干潟を守る会/ニューパラダイムの会
 
 
●< 2/18>名古屋市は「非常事態宣言」を発令 =
 
 
●< 3/23>「へらそうゴミ!なごや市民集会」Part2 を開催 =
 
 
●< 5月>やっと名古屋市全区で、ビン・缶資源回収はじまる =
 
 
●< 6/14>有料化に向けて具体的な検討を始めると新聞報道 =
 
 
●< 6/24>市民団体より「公開質問状」「要望書」提出 =
 
 
●< 6/25>「ごみ減量先進都市なごや」検討委員会から
 
●< 7/10>「へらそうゴミ!なごや市民集会」Part3 を開催 =

 

 

= どう受けとめましたか?緊急提言. =       
 
 検討委員会の緊急提言の概要
提言1 容器包装の削減と資源化の推進
@プラスチック製容器包装の事業者自己回収促進。食品トレイの積極的な店頭回収。 ペットボトル・紙パックについては店頭回収を継続させる。
Aレジ袋の削減策を小売業界とともに早急に検討する。
 中長期的には、デポジット制度の導入、容器包装の形状・素材等の規格統一、リターナブル容器の利用促進等を図っていくことが必要。
提言2 古紙リサイクルの促進について
@家庭・・・現行の集団資源回収活動・リサイクルステーションに併せ、新聞販売店等の参画を求め、集団資源回収システムの活性化を図る。
A事業者・・・多量排出者は自己の責任、中小事業者については、オフィス町内会などネットワークが進むよう支援策を検討する。
B市民・事業者に対し再生紙製品の利用を働きかける。
提言3 ごみ減量、リユース・リサイクルを推進する地域リーダーについて
学区ほどに、指導的役割を果たす、地域から自主的に選出された地域リーダーが必要。
提言4 家庭ごみ有料化の具体的な検討について
排出者責任明確化と、排出抑制、リユース・リサイクル行動への動機付け、負担の公平化という観点から有効な手法である。
 
 
 
●< 7/16.17>新聞報道から(毎日・日経新聞)
 
 
 
●< 7/26>藤前干潟を守る会から松原市長へ
          「藤前干潟保全に関する要望書」提出 =
                 <8/18、文書回答されました>
名古屋市の回答(環境事業局)
 資源を集めるだけではなく、再生品を利用して始めてリサイクルの輪が完結することは申すまでもございません。本市では、コピー用紙、トイレットペーパーなどに率先して再生品を使用するとともに、名古屋市オリジナル買い物袋にペットボトルの再生素材を用いるなど、啓発用品にも再生品を積極的に使用したり、再生品の利用促進を図るため「再生品取扱い店ガイド」を作成・配布するなど、再生品の利用拡大を図っているところです。
 

1. 藤前干潟の保全策について
a.



 
前干潟でのゴミ埋め立て計画が断念された以上、これを市民に貴重な自然境として、既に環境庁が設定計画を持っている国説鳥獣保護区の設定、国的に重要な湿地としてのラムサール条約登録地への指定をすみやかに進められたい。

 
b.
 
久的な干潟の保全策、渡り鳥と干潟のサンクチャリーとしての整備や活用ついて、私ども藤前干潟を守る会と協議する場を持っていただきたい。
c.



 
全決定以後、日常的に来訪者が急増している現実に鑑み、暫定措置として
 トイレと水場(手洗い、足洗い用)の設置
 日陰のある休息所(あずまや程度のもの)
 ゴミの分別収集ステーション(漂着ゴミの収集と啓発の意味を込めて)
を、至急設置していただきたい。

名古屋市の回答(環境事業局、農政緑地局、環境保全局)
 藤前干潟とその周辺は、日本最多のシギ・チドリ類の飛来地としてたいへん重要な地域であり、国設鳥獣保護区特別地区の指定等の課題につきましては、干潟の保全上、意義あるものと考えております。ご提案の趣旨を含め、今後とも国や愛知県等と連携を図るとともに、利害関係人の意向等を十分にお伺いしながら対応して参りたいと考えております。
 

2. 最終処分場の代替地について
a.



 
あらたな海面埋め立ては考えないでいただきたい。
藤前干潟の保全が、世界に歓迎されたのは、地球環境の上で、干潟・浅海域が最も生物生産量が高く、その保全と復元をはかる国際社会の潮流に合致しているからである。新たな浅海域の埋立は、藤前干潟保全の意義を低減させるものである。
b.




 
名古屋港内の未利用地、遊休地、ゴルフ場建設地などの活用を図っていただきたい。愛知県と名古屋市が主体となって進めてきた公共事業である、名古屋港の開発全体を合理的に見直すことこそ、ゼロエミッションという最終ゴールまでの暫定措置として考えられるべきであり、失われている公共性への信頼を回復させるものである。
 

●名古屋市の回答(環境事業局)
 名古屋港西1区廃棄物処分場代替地確保については、内陸・海域を含め検討し、名古屋港内の高潮防波堤の沖側に廃棄物処分場の空間を確保せざるを得ないとの結論に達し、平成11年3月25日に運輸大臣のご理解をいただいたところです。現在、本市及び愛知県は、その候補地を絞り込んでいくため、関係者との調整・協議を進めているところです。なお、現在検討している範囲には、以前、機会が代替地として提案していただいた場所も含まれておりますので、ご理解をいただきたいと考えます。

 

3. ゴミ減量・資源化の施策について
a.

 
前干潟を保全し、非常事態宣言をして、「ゴミ減量先進都市」をめざす名古屋 市ならではの、デポジット制などの、積極的な「発生源対策」を取っていただ きたい。

●名古屋市の回答(環境事業局)
 現在、2年間で20万トンのごみ減量目標を設定し、市民・事業者・行政総ぐるみで、目標達成に向け取り組んでいるところです。幸い、今年度のごみ量は、前年同月比10%以上の減少となっており、市民・事業者の皆様のごみ減量行動実践の輪が広がってきているものと認識しております。また、ごみ減量先進都市のあるべき姿等につきましたは、学識経験者等で構成される「ごみ減量先進都市なごや検討委員会」を設け、現在検討作業を進めているところです。なお、地域を限定したデポジット制度につきましては、製品が全国的な流通システムで販売されている現状を考えますと、困難と考えており、他都市と共同してデポジット制度の法制化を国に対して要請するとともに、市議会においても、同様の趣旨の意見書を国に対して提出していただいております。

 
 
b.
 
現在の収集体制では、「ゴミは容易に出せるが、資源になるものは出しにくい」。循環型の社会をめざすなら、これを逆転させてほしい。

●名古屋市の回答(環境事業局)
 資源循環型社会を形成していくためには、ごみそのものの発生を抑制するとともに、不用になったものをごみとして処理するのではなく、資源として再利用していくことが重要です。本市では、本年5月、空きびん・空き缶収集を全区へ拡大するとともに、10月からは指定ごみ袋制度を導入し、ごみ分別排出の徹底とリサイクルの促進を図っていく予定です。また、来年度からは、従来可燃ごみまたは不燃ごみとして収集していた、トレイ、石鹸・洗剤容器などのプラスチック製容器包装、ボール箱、包装紙、紙袋などの紙製容器包装の資源収集を実施する予定です。
 
 
c.



 
リサイクルの輪が完結することを促進する施策をとってほしい。
例えば再生チリ紙を市民に配布した市があった。学校で子どもたちにリサイクルを教え、牛乳パックなどを持ってこさせるが、それが再生されたものを子どもたちが使うことができ、その輪が完結していることを実感できるだろうか?
 
 
d.




 
これまでの行政が考えたことを上位下達式に進めるというやり方では、飛躍的 なアイデアは出にくいことが、この度の検討委員会答申でもよくわかる。非常 事態の今になっても、これまで幾たびも論議され、市民が一番求めている発生 源対策が、「中長期的課題」として、また先送りされているからである。厳しい批判を恐れず、意欲的な市民の声をよく聴いて、市民とともに施策を決めていくという姿勢をとっていただきたい。

●名古屋市の回答(環境事業局)
 「ごみ減量先進都市なごや検討委員会」におきましても、ごみ減量・リサイクルに意欲的に取り組んでおられる市民、事業者を会議に招いて、意見交換を行い、審議の参考とさせていただいているところです。また、「ごみ減量先進都市なごや検討委員会」から6月に出されました緊急提言につきましても、広報なごや、ホームページ等において幅広く情報提供を行うとともに、郵便、ファックス、インターネット等で意見を聴取しているところであり、今後も、例えばごみ問題に関するシンポジウムの開催など、幅広く広報広聴に努め、ごみ減量をすすめてまいりたいと考えております。

 
 
 
●< 8/2〜4>「愛知県市町村ごみアンケート展示発表会」開催 =====






















 

<展 示>
     県下88自治体のアンケート回答を展示
      自治体所有の最終処分場、分別状態、「容器包装リサイクル法」や
      「家電リサイクル法」に対する取り組みや意見、産廃問題への
      取り組みや意見など。
     ごみカレンダーの展示・産廃写真の展示
 


<学 習 会>
  8/3=江南市環境整備課/矢田課長より
         
「市民参加とごみ減量推進」について
     ごみの増加と焼却炉の老朽化により、現在の焼却炉で対応でき
     なくなることを予測し、市民と共にごみ減量を推進。江南市の
     名より「57運動」を展開
       (1日1人57g、卵1個分を減量しよう!)

  8/4=名古屋市環境事業局作業課/庭野さんより
         
「名古屋市の指定袋制」について
     庭野さんからは10月から導入される指定袋制についての説明
     が、市民からは数々の現場からの要望が伝えられた。
 
 
 
 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 
 
ご意見は mituko@ma4.justnet.ne.jp
特に、有料化についてのご意見、お待ちしております。