Last Update: 2001/ 3/31
 
 
★ 海部農業と暮らしを守る会 ★
 
<− 過去情報 −>
 

 
「草の根通信」
5号(99/01/01)
・「家庭等での安易な焼却をなくすための陳情書」提出
・「給食食器を安全性と食文化から考える」
・1979年、地元住民による建設中止の仮処分決定
「こうして海部津島地区のゴミ分別は始まった」
6号(99/01/05)
・「庭先の焼却灰から高濃度のダイオキシン」
 

 
−−− 主な活動報告(1999年)−−−

1月

◆「草の根通信(5号)」・「傍聴だより」発行



























 

2/ 3


★槌田敦氏講演「環境保護運動の問題点は何か?」と
     「あいちゴミ仲間ネットワーク会員交流会」へ参加
・リサイクルによる環境汚染や環境負荷も考慮に入れ、運動を進めるべきと学んだ。
2/13
 
★<へらそうゴミ・名古屋市民集会PartT>参加
・市民としてできることは何か?名古屋市職員も招き意見交換を行った。
2/27
 
★三重県上野ニュータウン[焼却炉建設差し止め原告団結成式」参加
・野焼き裁判を傍聴することに支援してきた。新たな行動が始まった。

3/11

★「立田村議会」傍聴
3/13
★森千里氏「環境ホルモンについて」講演会
・環境ホルモン作用、政府の対応・学者の研究状況、市民としての心構えについて学んだ。
3/18
 
★ダイオキシン問題・関係省庁(厚生省・環境庁・農林・・・)交渉へ参加
・国民からの要望が伝えられたが、切れ味の悪い回答が多かった。
3/20
 
★「廃棄物問題シンポジウム」へ参加
・各地の処分場問題や運動の報告を聞いた。
3/23
 
★<へらそうゴミ・名古屋市民集会PartU/生ゴミ>参加
・生ゴミ処理についての発表をし、他事例についても学んだ。

4/ 1
〜7/31

「県下自治体ごみアンケート」実施&集計作業(他団体と共に)
・市町村ごみ担当者の苦悩の声が集まった。発生抑制の大切さを実感。
4/20 ◆「当選のカギを握るのは私たち!!」を戸別配布(立田村内)
4/29
 
★<環境ホルモン・ダイオキシン討論会>関西ダイオキシンネット主催
  「中西準子氏(「環境ホルモン空騒ぎ」)との討論」へ参加
4/21 ★意見交換会「地域リサイクルシステム研究会に聞く」へ参加






















 

5月

◆「草の根通信(6号)」発行
5/2 ★「女性を議会に!春一番」へ参加/・新人議員たちの声を聞いた。
5/ 6
 
★ごみの法律学習会「産業廃棄物と法」(講師:県廃棄物対策課)に参加
・新法改正後の手続きや規制について学んだ。
5/8
★井口泰泉氏「環境ホルモン・子供たちに未来はあるか?」
・子供達の回りには化学物質があふれている。できるところから避ける心がけが必要。
5/12
 
★脱原発・ゴミ・まちづくり 「ドイツ緑の党に環境政策をきく」に参加
・ドイツ議員から何故「環境の国」になったか?を直接聞くことができた。
5/15
 
★県会議員に「地方議会の運営について聞く」に参加
・選挙運動のための議員活動をしている人が如何に多いかを知る。
5/16 ★ <廃棄物処分場問題全国ネット総会>へ参加
5/28

 
★ 県へ情報公開請求(処分場に関する行政指導・命令等について)
・「今後業者の協力を得られなくなる可能性がある」と非公開に。
     (すっきりしないものを感じました。)

6月

◆「傍聴だより」発行
6/ 2
★産廃視察・浜松へ
・自然に恵まれた地域が、どんどんゴミで潰されていく(ウミガメ産卵地も)
6/ 3
★学習会「古紙リサイクルを考える」(講師:古紙問屋「石川商店」) を開催
・リサイクルするにあたり、市民としてできる注意とは?を学ぶ
6/11 ★生ゴミ学習会(津島市文化会館)他団体と共催
6/16 ★「立田村議会」傍聴★ 「へらそうゴミ・名古屋市民集会PartV」に参加
7/10
 
・検討委員会から示された案 は、市民不在を感じた。
                           
8/ 2
〜4

 
★「自治体アンケート調査展示発表会&学習会」開催(他団体と共催)
 学習会「市民参加でゴミ減量」(講師:江南市環境整備課)
 学習会「指定袋制度、その中身は」(講師:名古屋市環境事業局)
 ・市民参加(子供・主婦・店舗・・・)でゴミ減量に取り組む江南市に感激。
8/23 ★ 「生ゴミ堆肥化」見学へ
8/28.29 ★ 「処分場問題全国交流会」参加(和歌山県・橋本市)

9月

◆「草の根通信(5号)」・「傍聴だより」発行
9/ 1 ★「買い物袋もっていこう会」(もってこ会)に参加
9/12
 
★学習会「ピル(経口避妊薬)の安全性を問う」(講師:佐藤禮子さん)に参加
 ・安全と国は言っているが、海外では悲惨な事故が多い。
9/16 ★立田議会傍聴
9/18

 
★中村梧郎氏「ベトナム・セベソの事故当時と今」の話とスライド
 ・事故当時の元気な子供達の姿と、今になって障害がでている姿が紹介された。「直ちに影響が出る量ではない」と度々の日本の発表に更に疑問を感じた。

10月

★立田村・津島市で大気調査実施
10/ 6
★とことん討論会「ゴミから資源循環型社会へ。その経済的手法を探る」へ参加
 ・税金でごみ処理をし続けることが、本当に良いことなのかが議論の中心になった。
10/28 ★「名古屋市ボランティアメッセ」に「No!塩ビ」展示協力
10/31
 
★「津島産業フェスタ」わいわいたすけあいスペース
   「No!塩ビ」「買い物袋持参運動」の展示即売、他団体と共に

11/ 3
 

★めいきん生協「食と健康フェスタ」
   「No!塩ビ」「買い物袋持参運動」の展示即売協力
11/ 5

★愛知県消費者大会・環境分科会「有料化でごみ問題は解決するの?」(講師:熊本一規先生)を実行委員として企画&参加
 ・ゴミ有料化でゴミ問題は解決しない。生産者が廃棄物処理まで考慮した商品開発が必要
11/ 9
 
★買い物袋もっていこう会「スーパーとの懇談会」に参加
 ・スーパー側も前向きに考えていることがわかった。
11/13
 
★瀬戸市〜長久手(万博会場付近)、処分場視察
 ・「環境万博」とは、とても言えない風景であった。
11/26 ★愛知県消費者大会・全体会「No!塩ビ」「買い物袋」展示協力
11/28

 
★<ダイオキシン学習会>関西ダイオキシンネット主催へ参加
 「容リ法本格実施でどうなる?行き場のないプラスチックリサイクル」
 ・処理困難なプラスチックがあふれすぎ。使用を減らす運動が必要と感じた。

12/13

★立田議会傍聴
12/15・24
 
★愛知県廃棄物対策課との懇談会へ参加
 ・県下各地の状況や要望を伝えた。同時に「公文書の公開請求」を行った。
 
 
 

 
−−− 活動記録(2000年)−−−
 
 2000/05/01 津島保健所に聞く
 
<最終処分場について>
Q1.高く積み上げ、覆土が剥がれ、廃棄物が露出している処分場が見受けられます。最終処分場は、どの高さまで廃棄物を埋めることができるのか?

 
A1.道路の高さまで。
     
 
<一般廃棄物最終処分場の県行政の関与について>
Q2.設置届出後の県行政による検査は?
A2.届出後、設置届出通り造られたかどうかの検査はなく(書類チェックのみ)、パトロール程度。
Q3.立田村最終処分場に県行政から指導がされているようであるが、どのような指導か?
A3.平成8年3月から1000u以下の届出が不要な処分場(安定型)として使用が開始された。しかし、平成9年に1000uを超えるので県へ設置届が提出されたが、工事を行わないまま使用を続けていた。設置届出によると、既に廃棄物が搬入された用地も含まれているので、廃棄物を搬出し設置届出通りの施設を建設するように指導している。 また、看板も未整備。
 
<ダイオキシン特別措置法について>
Q4.法の中での「事業場」とは?
A4.事業活動をしているところ。
Q5.炉の届出が必要なことは、どんな方法で知らせているのか?
A5.市町村の広報などで。
Q6.炉とは何か?
A6.廃棄物処理法で定められている(煙突以外から煙や火を出さない。外気と触れない等。)。
Q7.上記の炉に該当しないような「ブロックで造られた炉」や、「ドラム缶」は届出の対象か?
A7.廃掃法に基づき、使わないように指導している。
Q8.1事業場内の炉の合計で、届出の対象になるかどうかが決まるが、徹底されているのか?
A8.燃やすものが違う場合は、合算しない。
 
▲ 感 想
●市町村の責任で行われている一般廃棄物処理。適正処理されているのか疑問が湧いてくる。昨年、県下自治体アンケートで市町村担当者と話をする機会もあり、廃棄物処理法の複雑さに対応できていない状況を感じていた。
●ダイオキシン特別措置法で、事業場内での規模以上の炉の届出が必要になったが、何割の炉が把握されるのだろう?どのような炉が対象なのか、保健所でもきちんとした規定があるようには感じられなかった。
●炉とは言えない施設や簡易焼却炉での焼却問題は、この法では解決できないことがわかった。

 
 
 
★「廃プラ焼却炉建設差し止め訴訟」 (民間施設)



 
                   <97/8 反対運動が始まった。>

建設計画が、住民の知らないまま進められ、地元&村長同意が提出されていた!
 

97年3月に、「産業廃棄物処理施設設置許可」が下りていた。住民が知ったのは、97年7月。
 

 
その後、周辺住民の同意書に、業者による加筆や偽造があるにも係わらず、「住民同意は、絶対条件ではない」と県の手続きは進められた。




 
署名運動等数々の運動が行われたが、98年7月に工事が始まり、地元住民は仮訴訟を起こすことを決意。約300名の原告団結成となった。
昨年(98年)、業者に対し「1年間の期限付き建設差し止め」の判決が下りた。今年1月から本訴訟へ。
 
※村行政は、仮訴訟判決が出た後も「司法の判断を見守りたい」の姿勢を崩していない。
 
 
★村内の「産廃焼却炉操業状態」について

毎度毎度、村議会で取り上げられているにも関わらず、目に見えた改善はされず。

 立田村の南の端にある「産業廃棄物焼却炉」。
”黒煙は上がる。””塀から飛び出した過剰保管の廃棄物”何年この光景を見ていることか・・・。搬入をとめても、この山積みの廃棄物を処理するのに1ヶ月以上もかかるとか。この山積み状態は何年も続いている。県への苦情も届いているのに改善は一向にされていない。村議会でも何度も発言されているが、村長は、「県と共に指導している。業者は×××を改善し、×××と言っている。引き続き県と共に指導していきたい。」とお決まりの答弁である。昨年暮れ、業者は許可の更新申請をしている。これに対し村行政は傍観者。私たちは、どこへお願いすればよいのだろう。県の許認可とはいえ、本当に村には何もできないのだろうか?
 (99/03)
 
 
★「家庭焼却」について

広報や議会での村長答弁で、家庭焼却に警告を与える姿勢を示しました。
▲ 立田村広報(99/8月号)より
 ダイオキシン類は、塩素を含んだプラスチックやビニル等を焼却の際、不完全燃焼に伴って生成されます。ダイオキシンを極力発生させないように、ゴミを燃やすにはいくつかの条件があります。800度以上の高温で連続して燃やすことです。家庭などでの簡易焼却炉などは、不完全燃焼を起こしやすいので、ごみは勝手に焼却せずに、きちんと分別して排出しましょう。

▲ 立田村村議会・村長答弁より(99/9月号)より
 可燃ゴミ等の回収日などを増やすことが、家庭焼却を減らすことにつながると思う。規制は好きではないが、必要ならば考えねばならない。
 
 

 
 
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