【コメント】意見欄
(2000/3/25中日新聞より)半田市と安城市の大気中から、国の環境基準を超える濃度のダイオキシンが検出されていたことが24日、県の1999年度ダイオキシン環境調査で分かった。
調査地点 |
春 |
夏 |
秋 |
冬 |
平均 |
半田市亀崎町 | − | − | 1.2 | 1.3 | 1.3 |
安城市池浦町 | 0.32 | 0.21 | 1.30 | 0.62 | 0.61 |
小牧市小牧 | 0.38 | 0.46 | 0.84 | 0.41 | 0.52 |
豊川市金屋西町 | 0.25 | 0.14 | 0.65 | 0.70 | 0.44 |
<県のコメント>「国の環境基準は生涯吸い続けても大丈夫という値だから、わずかに上回ったからといって問題はない」と説明。<ダイオキシン研究の第一人者・摂南大・宮田秀明教授のコメント>「まず汚染源を突き止める必要がある」と指摘。「大気汚染は土壌や水質汚染につながり、野菜や魚介類に濃縮されて人体に影響する。半田市のように基準値の2倍もの濃縮なら、即座に原因施設を突き止め、排出濃度を落とすような指導が重要なのだが・・・」と疑問を投げかけた。
豊田市も24日、1999年度の大気中ダイオキシン類調査の結果を発表。
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