2000年6月9日(時事通信より)
名古屋市は9日、同市港区を流れる大江川の水から、最高で環境基準の23倍のダイオキシン類を検出したと公表。水道水には使われておらず、住民への影響はないとしているが、河川水の値としては「全国的にみても高濃度」(環境局)という。同市は、河岸の工場を立ち入り調査するなど原因究明に。同市の調査によると、2月18日の調査で河口から1.7キロの本星崎町で、大江川の水から、環境基準(1ピコグラム)を大幅に超える23ピコグラムを検出。2カ月後の再調査でも、21ピコグラムを検出。